クレジットカード現金化と言う言葉をメディアでよく見かけますが、クレジットカードは買い物の際に現金を持ち合わせていなくても、それで買い物できるツールとの観念が一般的ですが、果たしてそれで現金化することができるのでしょうか。
クレジットカード現金化の方法
①クレジットカードのショッピング枠内いっぱいに換金しやすい商品を購入します。例えばブランド品のバッグ、金券、家電製品、新幹線の回数券などで、それを買取業者に売ります。その代金として買取業者は現金で支払ってくれるのです。この場合注意したいのは、例えばブランド品のバッグが20万円で購入したとすると、業者はあなたに20万円は支払ってくれません。手数料などの名目で購入金額の70～80%の金額を払うわけです。業者もビジネスなので利益がなければ、仕事をしません。
②クレジットカード現金化を営んでいる業者から安い商品を購入し、その代金を払うので、業者が見返りとして現金でキャッシュバックしてくれる方法もあります。
現金化してくれる業者は現在数多くあり、ネットでの口コミを見ればその業者の現況を知ることができます。
クレジットカード現金化は違法？
法律ではクレジットカード現金化は特に違法だとは定めていませんが、この行為はグレーゾーンに属しています。違法ではなくてもクレジットカード会社はクレジットカード現金化を禁止しています。カードで現金化したことがカード会社に知られてしまったら、カード停止になったりカード会社のブラックリストに名がのせられてしまうこともあるので注意しましょう。カード会社はカード所有者がカードの現金化をしていないかどうか、カード所有者が購入した品目について常に目を光らせていることを肝に命じましょう。
どうしてもクレジットカード現金化をやらざるをえなくなったら
現金がなくて、どうしてもクレジットカード現金化せざるをえないような状況に陥ってしまうことがあるかもしれません。そんな時の方法として
①換金率が高い商品をカードで購入して、転売する
自分が購入したものを他人に転売するのであれば問題はありません。転売した証拠となるような領収書などをキープして置くことです。万一カード会社から問い合わせが来たても安心です。
②金券などをカードで購入して、金券ショップに売る
金券をカードで買うときはショッピング枠いっぱいに買わないで、余裕を残して買うようにしましょう。
【まとめ】クレジットカード現金化は避けよう
カードを現金化するよりもカードでキャッシングしたほうが金額的には割に合います。リスクを冒してカードを現金化して、カード会社にばれてしまったら、元も子もありません。クレジットカード本来の正しい使い方をするのが何よりです。